2025年7月3日
Rakuten Turbo
4,840円/月のRakuten Turboプラン。製品代48回払いである。この4,840円の中にはスマホ代とおうちのWiFi代の両方が含まれている。製品代金は一括払いの場合41,580円である。48回払いの場合、1回あたり866円である。866円×48=41,568円なので、分割払いだから大きく損をするということはない。24回払いについても1,732円×24=41,568円で同様だ。次に、ユニバーサルサービス料とあるが、これは公衆電話、緊急通報などのユニバーサルサービスを提供するための加入者の分担金のようなものだ。月額3.3円(2025年7月現在)であるのでそこまで気にする必要はないだろう。電話リレーサービス料は聴覚障がい者などのために電話での意思疎通を補助するサービスを提供するための加入者の分担金のようなものだ。こちらも月額1.1円(2025年7月現在)と少額だ。契約事務手数料は初回のみ3,300円の請求で一般的であるだろう。その他、SIMカード再発行手数料は3,300円であるので、SIMカードの破損・紛失には気をつけないといけない。以上で料金について全て説明できた。シンプルであるが、これらの値段を全て足し合わせると、最初の1年でかかる料金は製品代金48回払いの場合4,840×12+866×12+3.3×12+1.1×12+3,300=71,824.8円であり、1ヶ月あたり5,985.4円である。1ヶ月にかける通信料金としては少し高い印象を受ける。
Rakuten Turbo の商品紹介について調べてみた。「屋内でも途切れず使える5G Sub6対応※5Gは一部エリアのみ。さらに、人口カバー率98%の楽天回線 4G LTEエリア対応だから安心。※人工カバー率は国勢調査に用いられる約500m区間において50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算出。2022年10月時点Rakuten最強プランで利用できるサービスエリアとは異なります」とある。楽天のサービスエリアマップは以下からご覧いただける。
楽天のサービスエリアマップ
サービスエリアマップに「5G ミリ波」とあるが、5G ミリ波とは28GHz帯を利用していてSub6より広い帯域幅でさらに高速・大容量通信が可能な5Gの電波のようだ。Sub6はこれに対して3.7/4GHz帯を利用していて、100MHzの帯域幅で高速・大容量通信が可能なようだ。Sub6はスピード・エリアのバランスが取れているのに対し、ミリ波は高速通信ができるが局地的な印象を受ける。サービスエリアを見た感じ生活圏では基本的に問題なく利用できるようだ。
製品代金が41,580円なのでこれの価値を確かめることが重要であろう。製品仕様について調べてみる。重さは約680gである。付属品はACアダプター、LANケーブル、説明書、パスカードとある。最大接続数は128台、無線LAN規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax, 無線LAN周波数帯は2.4GHZ/5GHzである。セキュリティはWPA,WPA2,WPA3に対応している。暗号化方式はWPA:PSK:AES,WPA2:PSK:AES,WPA3:PSK:AESであり、特に問題ない。USBポートはついていない。5G Sub6には対応しているが、5G ミリ波には非対応である。SIMフリーのホームルーターは15,800円なので、少し高く感じる。
1つ大きなメリットを挙げるとすれば、全国どこにでも高速なネットワークを持っていけるということだろう。極端な話、宿泊先や出先でもコンセントさえあれば固定回線並みの高速な通信ができる。これは大きなメリットだろう。光回線だとそれだけで4,840円/月くらいかかってしまいそうだが、Rakuten Turboに関してはスマホ代もこの金額に含まれている。そう考えると、1年目の5,985.4円/月も使い方次第ではとてもお得な料金かもしれない。特に動画や写真などのデータを日常的に送受信しながら全国を巡るカメラマンのや動画配信者、インフルエンサーの方にはお得なプランかもしれない。Rakuten Turboがあれば、通信容量を気にする時間を他のことに使えるだろう。これが一番大事だと思う。
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